美術検定・2級合格に向けてのロードマップ

今回のエントリは、美術検定の2級合格に向けてのざっくりロードマップを自分用にまとめてみました。

前回:余裕ぶって力だめしに臨んだら思わぬ部分で返り討ちにあったの巻。

ざっくりロードマップ

一応、少し余裕を持たせて8月末を目処に「改訂版 西洋美術史の基本」、そこから10月までに「改訂版 日本美術史の基本」をひとまず終わらせようと思っています。

どちらも大体1小項目/1日くらいのペースでできれば終わるかなと思います。
まずは馴染みのある西洋美術史をしっかり落とし込んでから不得意な日本美術史に進むつもりです。

受験勉強で世界史を選択したこともあり、西洋美術史の方がまだ理解度が高いので、なるべく強みを強化する方向で行きたいと思っていますが、とりあえず西洋・日本をひと通りやってみてまた作戦は考えようと思います。

あとは前回の力だめしで酷い目にあったので「この絵、誰の絵?」をAmazonで至急買いました。
サービス問題で失点しないのも大切です。

この絵、誰の絵? 100の名作で西洋・日本美術入門

この絵、誰の絵? 100の名作で西洋・日本美術入門

勉強スタイルの紹介

基本的なスタイルは愚直にまとめノート作成です。
①原典である「改訂版〇〇」の各セクションを繰り返し読んだ上で要点をノートにまとめる
②寝る前にその日までに書いたまとめとコンパクト版テキストの「続 西洋・日本美術史の基本」の該当箇所を読み返す

続 西洋・日本美術史の基本

続 西洋・日本美術史の基本

私の場合、経験上ただ漠然とテキストを読んだり問題を解いたりするよりも、とにかく自分の手で書いたものを何度も読んで自分に納得させる方が頭への染み込みが早いので、手間はかかりますが暗記ものは大体この方法でやっています。

受験勉強の頃は重要用語を赤い下敷きで消せるように色分けにこだわっていました。
ですが今回のような基本マークシート形式の時は、とにかく全体を染み込ませるために青ボールペン1本勝負、修正液も使わずになるべく決めたセクションを一気に仕上げるようにしています。
まずは集中して流れを大まかに固まりで覚えてから細かいところを拾っていく予定です。

まとめている最中に分からなかった言葉は、別のノートにメモっておいて、後で辞典を引いて意味をまとめています。
自然主義写実主義ロマン主義などの美術史あるあるな用語って、さらっと出てくる割に案外意味が分かりにくいんですよね。
これを機に、曖昧に使っていた言葉も自分のものにしたいなと思っています。

2級の範囲である「続 西洋・日本美術史の基本」「アートの裏側を知るキーワード」については、とりあえず西洋美術史が終わった8月後半以降に本格的に手を付けようと思っています。
後者の「アートの裏側を知るキーワード」は読み物として暇な時にちょこちょこ読み進めてはいます。

余談:ノート・メモの個人的な好み

書き物に使う紙は全般的に方眼が好きです。
字や図をのびのび書きたいんですけれど、ある程度はガイドも欲しいんですよね。
横罫は文字の大きさが変えにくいのでちょっと窮屈に感じてしまうし、無地は心許ない感じがしてしまうので、大学に入ってから書き物には方眼を愛用しています。ルーズリーフも方眼を使ってましたね。

歴史の流れを暗記する時のノートは、ある程度大きい方が一目で掴める範囲が広まるのでA4を使っています。
今回は大人のキャンパスノートのA4を用意してみましたが、なかなかいいですね。
ストレスなくのびのび書けるので、思考の妨げが最小限になっている感じがします。

単純にメモを取る用のノートや、アイディア出しに使うメモパッドは逆に持ち歩きやすいA5か、それより小さめの方眼で切り離せるものを使っています。
ノートはロルバーン、メモはロディアで最近は落ち着きました。

ロルバーンはOJTで気づいたことをメモする必要がある時期にポケットに入れて持ち歩いていました。
ポケットが大きかったのでMサイズを使っていました。
(ひとまわり小さいポケットタイプもありますが、1ページの情報量が減りやすいので、個人的にはメモ帳でもある程度の大きさは欲しいです)

ブログのアイディアや思考の整理にはロディアを使って、使い終わったものは容赦なく捨てることにしています。

先に書いた分からない用語をメモするノートはちょっと奮発してEvernoteと連携できるモレスキンを使っています。
Evernote×モレスキンのデザインが好みで使い始めたのですが、これがなかなか便利なんですよね。Evernoteそのものもバックアップを取るのに便利ですし、ノートそのものを持ち運ばなくても思い立った時にノートの中身を呼び出せるので暗記ものに使うことが多いです。
なぜか最近は実店舗でもネットでも見つけにくくて困り気味ですが…

日々のタスクに追われてはいますが、やはり自分が好きで決めたことを勉強するのは楽しいですね。
同じ勉強でも公務員試験の勉強ほど追い詰められてはいないのはかなり大きいです。
あれはあれでいい経験をさせてもらったといまなら思えますけど、あの時はとにかく毎日ストレスだらけだったので…
今度は、自分が楽しむための一生物の知識をつけようくらいの大らかな気分で、11月までコツコツ続けたいと思います。