2018-05-01から1ヶ月間の記事一覧

東博の常設展で印象に残ったもの

今回は、先日友人にガイドしてもらった名作誕生ー日本美術のつながり展@東博の際に一緒に少しだけ回ってきた本館の常設作品で、印象に残ったものを2作品紹介します。特別展の感想はこちらから。 画面と題名、全てが完璧な六条御息所 上村松園《焔》1918年、…

至上の印象派展 ビュールレ・コレクション@国立新美術館

今回はビュールレ・コレクション展@国立新美術館について。他の展覧会で観てきたいろいろな作品とつながるところ、関連づけて考えたら楽しいんじゃないかな?と思うポイントがたくさんあったのでその辺りを中心に。併せて、「展覧会を観てブログを書く」ことに…

ビュールレ・コレクション展と展覧会を横断的に観る楽しみ

以前はゴッホへの愛をひたすら語る記事にビュールレ・コレクション展の感想をまとめていましたが、ある程度展覧会の記事も溜まってきたため、せっかくなので独立させてみました。 ゴッホのセクションが抜群に良かった件 ゴッホ《種まく人》1888年、ビュール…

【追記あり】増田セバスチャン《Microcosms-Melody-》

今回は展覧会ではなく、久しぶりに友人と出かけた帰りに寄った新丸の内ビルで偶然見かけた増田セバスチャンの作品について。 増田セバスチャン《Microcosms-Melody-》 増田セバスチャン《Microcosms-Melody-》、2018年ドラえもん展の記事でも触れましたが、…

ルドン-秘密の花園展と近況

処方されている薬が効いているのか、ありがたいことに気力がある日が少しずつ増えてきました。 まあ、安定してできることはぬるっと夕方に買い物に行って自分に食事を食べさせるくらいなんですけどね。 相変わらず感情の浮き沈みも激しいですが、何もしない…

ルドンー秘密の花園展@三菱一号館美術館

今回はルドン展@三菱一号館美術館について。 ルドンは個人的にあまり縁がなく、卒論で取り上げた人も周りにいなかったので、今回はブログのために軽めの論文をいくつか読んでみました。ciniiは実に偉大ですね。 「黒の時代」と「幻想」 オディロン・ルドン《…